シニアポートボール大会を実施しました

4月・5月のシニア体育はポートボール。
走る・投げる・跳ぶなど、運動のほとんどの要素を含むバスケットボールはその昔、アメリカの体育の先生が考案したスポーツです。
こどもに何をやらせようか、迷ったら「バスケット」と言われる所以です。

まだシュートが全員ゴールに届く年代ではないので、台の上に立っている仲間にシュートし、キャッチしたら1点、というのがポートボールです。

 ドリブル・やフェイント・ジャンプしてキャッチなど、指先の微妙なコントロールを必要とする運動であるバスケットボールは巧緻性(※1)を高める運動として教育現場に導入されています。実は、この巧緻性は幼児期に最も発達すると言われていますので、小学校よりも早い幼児期に行うのが一番良いのです。バディでは、子どもの理解度などを含め、ゲームが成り立つであろうシニア(年長)の時期に行うのが子どもたちも楽しみながら行える最も適切な時期と考え、シニアの4・5月に行っています。

 また、大会を実施する事によって、授業のなかで目標をもって取り組む事が出来ますので、授業はみんな真剣そのもの。「シュートを決めたー!」といっては喜び、ドリブルが上手になって相手を抜き去る快感を感じ、そしてもっと上手になりたい!という感情も芽生えてくるのです。加えて、チーム競技ですので、仲間と協力して勝利する事の楽しさ、自分は活躍したけど、チームが負けてしまう口惜しさを味わう事もあります。

 このように、ポートボール(バスケットボール)の授業・大会を通して、子どもの巧緻性を高めるだけでなく、様々な楽しさや口惜しさを経験できます。そんなことも考えながら試合を振り返ってみると、親としては、子どもの違った一面も見ることが出来ます。  

 勝ったら思いっきり喜び、更に次の目標に向かって行き、負けたらなんで負けたのかを考えて次に向かう。勝つことは「目的」ではなく「目標」です。目標に向かって努力することで「自立」という目的に向かって行く。これが子どもたちに伝えたいことです。

 いま、勝つことや上手にできる事が目的となってしまっている子どものスポーツ現場が多くあります。親も、一生懸命なあまり、目先の結果や成績を上げることが目的化してしまう事もあります。それが結果として子どものやる気をそぎ、スポーツを嫌いにしてしまうのです。

  親は、目的をしっかり持ちながら、子どもと一緒に目標を達成する過程を一緒に楽しんで頂きたいとおもいます。 こどもに、手をかけるのではなく、目をかける気持ちで。

対戦相手がいることで試合や競争が出来る事に感謝の気持ちをこめて試が終わったら「ありがとう」を言ってお互いを称えあう事も忘れずに!

※1:「巧緻性」とは、手先や指先(手指)を上手に使う力のこと。 はさみきり、シールはり、ぬいさしなど、手を使ったさまざまな活動をすることで、巧緻性はトレーニングできます。 幼児は巧緻性が最も発達する時期だといわれています

横浜バディスポーツ幼児園 理事長
菊池 剛

実際の様子

白熱した試合を動画でもご覧いただけます!