非日常体験は、詰め込み教育よりも、子どもの感性を大きく育てるチャンスな理由

バディでは、年間を通して沢山の非日常体験ができる仕掛けを用意してます。
・群馬県嬬恋高原の大自然でキャベツの苗を植える体験
・新潟県越後湯沢にて魚沼産のコシヒカリの田植えと稲刈り
・日本一の富士登山、天然記念物富士風穴の洞の本格的洞窟探検
・年少からのスキー実習、そして卒園時にはアルペンスキーの大会出場
・サラブレッドの乗馬体験
・イルカと泳ぐドルフィントレーナー体験
・シューノーケリング体験
いろいろなお話しをしたり、ビデオをみたりすることも一定の学習効果はあるでしょうが、その場所に行ってみることでしか体験できない自然からの学習効果は単なる知識にはとどまらない驚きに溢れてます。
それは…。
トイレに行った後、手を洗ってはいけない?
富士山の7合目の山小屋でトイレを借りた男の子。山小屋のおじさんに
「どこで手を洗うの?」
聞くと、山小屋のおじさんに
「手なんか洗わなくったっていいんだ!!」
と叱られてしまいました。
日頃、「トイレに行ったらしっかり手を洗い」、と教育を受けてるその子にしてみたら意味が分からないですが、こんな体験をして、蛇口をひねったら水が出てくるのは当たり前ではない事を学びます。
雲の上の世界

富士登山で雲の上まで登り、自分より低いところをヘリコプターが飛んでいる光景を目の当たりにします。
これまで、雲や飛行機が空を飛んでいる絵をかいていた子どもが、山の頂上に自分を描き、その下の位置に雲や飛行機を描く様になります。
実際に体験しないと描けない絵ですね。
緊張の洞窟探検「富士風穴」
先ずは山梨県に入山の許可をもらい、入洞計画が承認されると入洞許可がおります。
近くには、観光化され、入場料を支払えば入ることが出来る洞窟もあ利ますが、そういった場所はいつでも行けるし、家族でも簡単に行けるので、あえてハードルの高い「天然記念物・富士風穴」に入洞します。
安全に実施する為に、「約束事を守ることは絶対条件」であることを伝えます。
一気に緊張感が増し、洞窟探検が始まりました。
約束を守れない人は連れていけない事を話し、ルールを守ることを徹底する空間。
とても緊張する探検です。
空はつながっている
日本で収穫できる食べ物はおおむねおいしい。
その中でも、嬬恋高原キャベツや魚沼産のコシヒカリは特に美味しいのはなぜでしょう。
きれいな空気。おいしい水。栄養満点の土があるからだという事を学びます。
太陽に光。雨の水も農作物には必要であることも学びます。
空や地面はつながっているよ。
みんながすんでいるお家の近くを汚してしまったら、汚れた雲が出来る。
雲が風に乗って嬬恋高原まで来たら?汚れた雨が降ります。
日頃から、地球を汚さないように、一人一人が気を付けよう。
子どものうちから地球について自然に考える様になります。
魚を食べるという事
秋には稲刈りに。魚沼産のコシヒカリの収穫です。
一人一人鎌をもって収穫します。
鎌は、間違った使い方をしたらとてもキケンです。しかし、正しく使えばこんなに便利なものはないのも事実です。
収穫の後、乾燥・脱穀など、どのようにして食卓に並ぶかも学びます。
その後、魚のつかみ取り体験。
捕まえた魚を塩焼きにして頂く。
魚をさばいているところを見た子が一言。「かわいそう」
お魚を食べる、命を頂くという事はこういう事なんだと学びます。
(その前に、魚を触れない子どもが年々増えているのも気になります。なるべく自然に触れる機会を多く作ってあげたいですね)
子どものみずみずしい感性を大きく伸ばすには?


実体験から学んだことはんだことは、簡単には忘れません。
感動したことは、子ども達は興奮しながらお話しすることでしょう。
今風に言うと、インプットされたことをアウトプットし、学んだことが記憶として定着します。
いかに多くの感動の実体験をするか。
子どものみずみずしい感性を大きく伸ばすのはこれに掛かっていると言っても過言ではありません。
ともに笑い、ともに頑張る仲間と一緒にたくさんの感動を体感する。
バディでの野外活動はそのために行っています。
一種のリーダー教育と考えています。
あなたのお子さまも、一緒に笑い、ともに頑張る仲間と一緒にたくさんの感動を体験させてみませんか。
菊池 剛