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朝の運動で脳を鍛える!!運動をする子は頭もよくなる?

1999年に行われた、国際的な学力調査で、アメリカ全体では理科18位、数学19位という結果にもかかわらず、ある学区のみ理科では世界1位の台湾を上回り、数学でも世界6位のベルギーの点数を上回るという結果を残しました。
この学力向上の秘訣はこの学区が1990年台から始めた「勉強する前にしっかり身体を動かす」という取り組みにあります。当時、生徒の運動不足を解消しようと体育の教師が中心となり、希望する生徒に早めに登校させて0限の15分間に運動をさせました。生徒の誰もが運動に参加できるよう走る速さや、運動神経を競う「スポーツ」ではなく、健康な身体をつくるための「フィットネス」に力を入れました。すると学力は驚くほど伸び始め、統一テストの成績は、常に州のトップ10位内に入るという結果を出しました。さらに、学期末テストで読解力のテストを行ったところ、0限に参加しなかった生徒たちの成績の伸びは10.7%にとどまりましたが、0限に参加している生徒は17%も成績が伸びたのです。

運動と脳の関係

この学区の取り組みは運動が子どもたちにいい影響を与えることがわかりました。それでは、なぜ運動すると頭がよくなるのでしょうか。それは、運動によって脳由来神経栄養因子が分泌されることによります。わかりやすく言えば、脳に栄養を送る血管の形成を促進するもの。アメリカでは科学的検証が盛んに行われ、証明済みです。
ではどういう運動が、脳を育てるために効果的なのでしょうか?数ある体力評価の基準のうち、特に心肺機能が学業成績と強い相関関係を示していることから、ウォーキングやランニング、エアロビクスやエアロバイクを使った運動などの一定時間の心拍数を上げるタイプの運動です。さらに、身体を動かしながら頭もつかうような運動はより効果的です。ヨガのポーズや、空手の型といったように自らを動きを意識させる運動はいい刺激になります。
とはいえ、運動がすべてではありません。運動はあくまで、脳が学習するための準備を整える役割です。脳を育て、学力を向上するためには、そのあとの学習とセットで考える必要があります。運動を終えるとまもなく脳の血流が増しますが、このときこそが、思考力や集中力が飛躍的に高まるチャンス。勉強を始める前、できれば1日の始まりである朝に行うことが大切です。

バディスポーツ幼児園の取り組み

横浜バディスポーツ幼児園では、1限の前9:00~10:00に朝の0限(自由参加)を設け、体や脳をきたえる運動を行っています。20分走や縄跳びやサッカー・バスケット・器械体操など、心拍数をあげる運動や頭を使う運動を積極的に取り入れ、体や脳をきたえるとともに、なによりも、子ども達が毎日楽しく運動できる時間、環境づくりに努めています。